高木分科会のご案内

会員の方は下記分科会に自由にご参加ください。 会員でない通訳案内士の方で、当研究所に興味のある方は分科会を見学することができますので、一度ご覧になってください。特にご予約は必要ありません。 以下の分科会は、日ごろ不思議に思いつつも、うまく英語で説明できない日本文化の事象を少人数で日本語によって自由に議論し、議論を通じて得られた結論(推論かもしれないが)を英語で簡潔にまとめることを目的とします。

第1回 テーマ:「日本の美の源流」終了

日本らしい美しさは、豪華な流れをひくもの、たとえば金閣、九谷焼や西陣織のようなものと、質素な流れをひくものたとえば銀閣、伊勢神宮、楽焼や大島紬のようなものに分類されるが、このような二つの流れはどちらが日本を代表する美と呼べるのか?また、どのようにしてこのような二つの流れが出来上がってきたのか?
実施日程 : 7月29日(金) 15:00~17:00
会場 : 富士通訳ガイドアカデミー(四谷) 2階教室

第2回 テーマ:「日本は何故死刑制度が維持されているのか」終了

世界的に死刑制度の廃止が進む中で、アジア諸国では死刑制度が存在する国が多いが、我が国は先進国あるにもかかわらずアメリカと並んで死刑制度が残されている。 このような国民感情はどのようか文化的な背景から生まれてきているのか?死刑を廃止したヨーロッパの国々との比較を行いながら議論する。
実施日程 : 8月19日(金) 15:00~17:00
会場 : 富士通訳ガイドアカデミー(四ツ谷) 2階教室

第3回 テーマ:「日本の美(建築編)」終了

日本の美の流れを、建築分野にフォーカスして議論する。*伊勢神宮、桂離宮、茶室などの自然や質素簡素を美点ととらえる流れと、金閣、東照宮などの絢爛豪華を美点とする流れの歴史的経緯を議論する。
実施日程 : 9月13日(火) 16:00~18:00
会場 : 富士通訳ガイドアカデミー(四ツ谷) 2階教室

第4回 テーマ:「侘び寂び」終了

日本独特の美のとらえ方である「侘び寂び」はどのようにして生まれ、どう発展してきたかを議論する。
実施日程 : 9月27日(火) 16:00~18:00
会場 : 富士通訳ガイドアカデミー(四ツ谷) 2階教室

第5回 テーマ:「日本人の綺麗好きは本当か? 本当だとすれば何故なのか?」終了

路上や交通機関にゴミや落書きがないことは多くの外国人が驚くことであるが、これは綺麗好きから生まれた現象か?なぜ、このような特質が日本人には備わっているのか?
実施日程 : 10月11日(火) 16:00~18:00
会場 : 富士通訳ガイドアカデミー(四ツ谷) 2階教室

第6回 テーマ:「日本人の細やかな遵法精神はなぜ備わっているのか?」

信号を守る、電車の中で携帯電話を使わないなど、外国人から見るとどうでもいいようなことを日本人は何故こだわって守るのか?そのくせ、プライオリティーシートに若者が座る、列の割り込みを注意しないなどアンバランスな面も見られるが・・・
実施日程 : 10月28日(金) 16:00~18:00
会場 : 富士通訳ガイドアカデミー(四ツ谷) 2階教室